火傷に注意！！

空がオンマの不注意から火傷してしまった。

そんな注意が届かなく、大事に至ってしまったケースについて、医師から聴いた事やオンマが調べた事を簡単にだけどまとめてみた。

◇火傷の原因＆応急処置法◇
今回の空の場合、火傷の原因は、電子レンジで温めた離乳食を自分で触ってしまって起きた。
とも角まず十分に水で冷やすことが第一。
直接流水で5分以上冷やす。（痛みとして感じなくなるまで冷やすこと）
直接流水であてられない時はアイスノンなどで冷やす。
熱湯を服の上からかぶったりお風呂へ転落した際は、熱湯が垂れて思わぬところにひっかかってる事もあるので要注意！
水泡がやぶれたり皮膚がむけてしまう危険があるので、靴下やオムツなど直接皮膚に触れてるものはとらずに流水で冷やす。
パニックになっているので服をはさみで切るなどの行為はやめる！
火傷の範囲が広範囲の場合、このまま流水で冷やすと体温が下がりすぎるので、濡れたバスタオルで全身をくるみ、その上から毛布で保温し、受診ないし救急車を要請する。
確かに今回、流水でよく冷やせた部分は軽い火傷（１度）ですみ、見落としてた部分は少ししてから水泡（２度）になってしまった。
また意外に見落としがちなのが、低温火傷である。
火傷の程度は温度と時間が作用するので、低温でも長時間触れた場合の症状は２度と重い。
昔から火傷には味噌やじゃがいもをすったものを付ければ良いと聞くが、感染を予防する為にもそういうものを付けてはいけない！

◇受診の目安◇
広範囲の火傷・顔や指、性器のやけど・水泡ができたもの⇒受診する
乳幼児は体表面積の１０％以上の火傷(大人の手のひら２つ分）でショックをおこすことがある。
口や鼻の周りの火傷は、表面はたいしたことがなくても熱いものを吸い込んで内部が外見よりひどいことがある。　
手や指の場合はくっついてしまうことがある。また指先などの火傷は、高温のものと接する時間が短くても熱の作用が一方向からだけでなく多方向から受けるので、重傷になりやすい。
性器の周りは、尿道口がくっついて、おしっこが出なくなったりすることがある。水泡ができたものは破れると感染をおこす可能性がある。
空の場合、腕は赤くなっただけだったが、小指に水泡ができ腫れあがった。
そこで病院で水泡を針でつぶされ薬を塗り包帯を巻かれた。
毎日病院に通い、薬を塗り包帯を交換し続けた空は、火傷の軽い部分から皮がポロポロとむけ始めた。
医師曰く、日焼け後皮がポロポロととれるのと同じで、このように自然に皮がむけてくれば後は自然治癒らしい。
ただそうやって出来てた新しい皮膚は、他の部分に比べて日焼けをしやすいので、特に日差しが強い時期は日よけをするように！